2010年4月 - 2013年3月
学校協議会における学校ガバナンスの基礎的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
「開かれた学校づくり」政策は、外部評価によるガバナンスを志向している。他方、日本の高校で実際に追求されているのは、協議への参画である。関係者への聞き取り調査でも、三者協議会を傍聴しても、決定への生徒参加になっていないことに消極的評価を与えていない。これは三者協議会には、学校ガバナンスそのものの体現ではなく、学校関係者の要求を組織化し、それぞれの当事者性と当事者間の社会的紐帯を育む教育的効果が期待されているからである。
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- 課題番号 : 22530852
- 体系的課題番号 : JP22530852