2003年
「日本古典文学本文データベース」の利用調査
情報知識学会誌
- 巻
- Vol.13,No.1
- 号
- 1
- 開始ページ
- 33
- 終了ページ
- 41
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2964/jsik_KJ00001039501
- 出版者・発行元
- 情報知識学会
本稿では「日本古典文学本文データベース」の利用調査に基づき、下記の課題の評価を試みたものである.<br/> (1)「日本古典文学本文データベース」の使われ方.<br/> (2)「日本古典文学本文データベース」が利用者の研究活動に与えた影響.<br/> 調査方法は,電子メールを用いたアンケートによった.調査項目は10項目とし,その内容は,「日本古典文学本体データベース」の利用方法および,その研究活動への影響についてである.調査結果からは以下のような興味深い結果が得られた.<br/> (1)「日本古典文学本文データベース」による調査を前提とした研究が行われている.<br/> (2)研究のスピードを上げたり,生産性を高める影響は出ている.<br/> また,利用者が,より多くの作品の収録や精確な本文の提供を求めていることも明らかになった.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2964/jsik_KJ00001039501
- ISSN : 0917-1436
- CiNii Articles ID : 110003320762
- CiNii Books ID : AN10459774