2021年3月
保健学系学生向け3Dモデリング技術教育プログラムの検討
保健科学研究
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- 巻
- 11
- 号
- 2
- 開始ページ
- 21
- 終了ページ
- 29
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 弘前大学出版会
医療における3Dプリンタの利用は医療資材製造から再生医療へと拡大しており,3D製造も医療系企業から病院内へと移行しつつあることから,保健学系学生を対象とする3Dデータ設計教育が今後必要となると考えられる。そこで本研究では保健系学生向け3Dモデリング技術基礎教育プログラムを開発し,その実践と評価を行った。臨床検査専攻学生42名を対象とした受講前後でのアンケート調査の結果,3Dモデリング技術に対する興味を示す学生割合は,40.5%から87.9%へと有意に上昇した。また臨床検査技師教育において3Dモデリング技術の習得が必要と回答した割合は81.8%であった。教育プログラムの検証においては,技術的要件基準を満たした割合は95.2%であった一方,プロセス要件基準を満たした割合は54.2%にとどまり,ユーザー視点から課題を捉え技術的課題解決を図る教育プログラムへの改良が必要であると考えられた。3Dモデリング技術は医療専門分野を問わず広く適用される可能性が高いことから,各専門領域に応じた医用3Dモデリング技術の体系的教育プログラムの確立が求められる。(著者抄録)
- リンク情報
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- 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 医療系学生におけるAI技術とクリティカル・シンキング能力複合教育プログラムの開発
- ID情報
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- ISSN : 1884-6165
- 医中誌Web ID : 2021222460