2015年4月 - 2020年3月
訪問看護利用者、家族による暴力の危険予知訓練プログラム構築と実施効果の検討
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
全国の訪問看護ステーションを対象に質問紙調査で身体的暴力29.8%、言葉の暴力36.8%、セクハラ31.2%が「ある」と回答、暴力は決して稀なことでないことがわかった。また、訪問看護ステーションの地域連携の低さと言葉の暴力、セクハラの発生に関連があると示唆され、言葉の暴力、セクハラの防止には良好な地域連携が重要であると考えられた。訪問看護師の暴力の体験をもとに暴力のKYT場面集を作成した。暴力のKYT場面集に基づき、暴力のKYT研修を実施した。研修後の調査では、暴力に対する個人の認識の変化、暴力のある利用者に対しチームでの取組みが進められている状況が示され、一定の効果があったと考えられる。
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- 課題番号 : 15K11573
- 体系的課題番号 : JP15K11573
この研究課題の成果一覧
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MISC
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保健の科学 64(9) 625630 2022年9月 招待有り筆頭著者
講演・口頭発表等
2-
第3回日本在宅医療連合学会大会
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日本地域看護学会第23回学術集会 2020年8月