2005年7月10日
二次元一般座標系FDTD法による不整形音場の解析(環境系)
日本建築学会北陸支部研究報告集
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時間領域有限差分(FDTD)法で不整形音場解析を行う場合,従来は境界形状を直交直線格子で分割するために階段近似が行われてきた.しかしながら階段近似による解析誤差が知られており,境界面に適合した格子分割が可能な一般曲線座標系の導入がより適切な状況が存在すると考えられる.そこで本報告では,近年提案されている一般曲線座標系を導入した反変速度-圧力交互時間進行によるFDTD音場解析手法を2次元で実装し,台形音場および不整形残響室音場の解析例を通して本手法が有効な手法となり得ることを示す.