共同研究・競争的資金等の研究課題

2010年4月 - 2015年3月

胎児期からの望ましい生活習慣の形成と健康づくりー体格とアレルギーを中心にー

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)
  • 東 あかね
  • ,
  • 楠 隆
  • ,
  • 浅野 弘明
  • ,
  • 猿渡 綾子

課題番号
22610013
体系的課題番号
JP22610013
配分額
(総額)
4,550,000円
(直接経費)
3,500,000円
(間接経費)
1,050,000円

近年増加傾向にある,妊婦のやせと幼児期の食物除去が,幼児の体格に及ぼす影響を,地域において,妊娠から3.5歳時までの縦断研究により明らかにした。
妊婦の年齢・体格と児の体格との関連についての調査より,35歳未満のやせの妊婦の児は3.5歳時の体格指数が有意に低く,35歳以上のやせの妊婦の児は出生体格が小さかった。幼児期の食物三大アレルゲンの除去と乳幼児期の体格の調査より,3.5歳時に除去を継続していた児は,除去を行っていない児と比較し,1.5歳時の体重,3.5歳時の身長と体重パーセンタイル値が有意に低値を示すことを明らかとした。以上の結果は地域の母子保健事業における食事支援の一助となりうる。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-22610013/22610013seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22610013
ID情報
  • 課題番号 : 22610013
  • 体系的課題番号 : JP22610013