2010年4月 - 2015年3月
胎児期からの望ましい生活習慣の形成と健康づくりー体格とアレルギーを中心にー
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
近年増加傾向にある,妊婦のやせと幼児期の食物除去が,幼児の体格に及ぼす影響を,地域において,妊娠から3.5歳時までの縦断研究により明らかにした。
妊婦の年齢・体格と児の体格との関連についての調査より,35歳未満のやせの妊婦の児は3.5歳時の体格指数が有意に低く,35歳以上のやせの妊婦の児は出生体格が小さかった。幼児期の食物三大アレルゲンの除去と乳幼児期の体格の調査より,3.5歳時に除去を継続していた児は,除去を行っていない児と比較し,1.5歳時の体重,3.5歳時の身長と体重パーセンタイル値が有意に低値を示すことを明らかとした。以上の結果は地域の母子保健事業における食事支援の一助となりうる。
妊婦の年齢・体格と児の体格との関連についての調査より,35歳未満のやせの妊婦の児は3.5歳時の体格指数が有意に低く,35歳以上のやせの妊婦の児は出生体格が小さかった。幼児期の食物三大アレルゲンの除去と乳幼児期の体格の調査より,3.5歳時に除去を継続していた児は,除去を行っていない児と比較し,1.5歳時の体重,3.5歳時の身長と体重パーセンタイル値が有意に低値を示すことを明らかとした。以上の結果は地域の母子保健事業における食事支援の一助となりうる。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 22610013
- 体系的課題番号 : JP22610013