2001年
1172 腐食鉄筋を有する炭素繊維シート横拘束曲げ部材の変形特性(補修・補強(構造))
コンクリート工学年次論文集
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- 巻
- 23
- 号
- 1
- 開始ページ
- 1093
- 終了ページ
- 1098
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本コンクリート工学協会
本研究では,鉄筋腐食部材への炭素繊維シート巻立て補強の適用性と補強後の変形性能の経時変化に関する知見を得ることを目的として,引張主筋の腐食をモデル化した炭素繊維シート横拘束曲げ部材について,腐食量ならびに炭素繊維シート横拘束量が補強部材の曲げ変形特性に与える影響を検討した。質量減少率23%の腐食で,引張主筋の破断による終局となり,健全部材を補強したものよりも曲げ変形性能が低下した。また,同一変位3回繰返しの正負交番載荷では,質量減少率3.3%の炭素繊維シート横拘束量が最も多いもので主筋破断による終局となった。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1340-4741
- CiNii Articles ID : 110009693161
- CiNii Books ID : AA12600419