2013年 - 2015年
自然放射線遮蔽による細胞増殖低下の分子メカニズム―生物における自然放射線の役割
文部科学省 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究) 挑戦的萌芽研究
- 課題番号
- 25550035
- 体系的課題番号
- JP25550035
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,900,000円
- (直接経費)
- 3,000,000円
- (間接経費)
- 900,000円
- 資金種別
- 競争的資金
自然放射線遮蔽により発現パターンが変化する遺伝子をDNAマイクロアレイを用いて網羅的に解析した。しかし自然放射線遮蔽特異的に発現量が変化した遺伝子は見いだせなかった。培養器間の差を見る陰性対照実験で300個以上の遺伝子が2倍以上の変動を示したが、アレイの60,000スポット(約20,000遺伝子)の数%以内であり、低シグナル強度ものがほとんどで、アレイ測定系の誤差と結論づけた。自然放射線遮蔽/非遮蔽の比較では陰性対照実験で認めたスポットの他には検出できなかった。アレイ解析ではノイズレベルとなるため測定しにくいわずかな差でも判定できる次世代シーケンサーによる解析が必要との結論に達した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 25550035
- 体系的課題番号 : JP25550035