2004年11月
レーザ変位計による土壌破砕度計測システムの構築―レーザ変位計出力とロータリ耕うん効果の関係の解明―
農業機械学会誌
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- 巻
- 66
- 号
- 6
- 開始ページ
- 96
- 終了ページ
- 102
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11357/jsam1937.66.6_96
- 出版者・発行元
- The Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers
本研究では, ロータリ耕うんによる既耕うん土壌の土壌破砕度を, 非接触かつ非破壊で計測する技術の確立を目的とした。センシングデバイスとしてレーザ変位計を利用した定置型表面凹凸計測装置を作製した。土の表面凹凸データより土壌破砕度の指標を導出し, 加重粒径平均 (MWD) との関係を解明するための較正実験を行い, ついで, 圃場において耕うん実験を行った。その結果, 表面凹凸から得られた粗さ指標 (Roughness) とMWDは線形関係を示すことがわかり, レーザ変位計の出力から土壌破砕度の推定が可能であることが確認された。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11357/jsam1937.66.6_96
- ISSN : 0285-2543
- J-Global ID : 200902244926825079
- CiNii Articles ID : 10013776335
- CiNii Books ID : AN00200470