2007年1月
耕耘土壌の破砕度計測への画像情報の適用
農業機械学会誌
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- 巻
- 69
- 号
- 1
- 開始ページ
- 44
- 終了ページ
- 51
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11357/jsam1937.69.44
- 出版者・発行元
- The Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers
本研究の目的は土壌破砕度のリアルタイム計測を可能にするために画像情報の適用可能性を検証することである。破砕度は節い分け試験によって得られる加重平均粒径によって定義した。26種類の加重平均粒径をもつ土塊を用意し, これらの表面画像から34種類の画像特徴量を測定した。各画像特徴量について加重平均粒径を水準とする1元配置の分散分析を適用した。粒径間で特徴量数値に有意差があるかどうかを確認することにより破砕度測定に有効な特徴量を抽出した。これらの特徴量を使用して加重平均粒径を推定する重回帰式を導出した。回帰式の寄与率は0.94以上となり土壌破砕度リアルタイム測定への画像情報の適用可能性が示された。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11357/jsam1937.69.44
- ISSN : 0285-2543
- CiNii Articles ID : 10018656751
- CiNii Books ID : AN00200470