論文

2011年3月

映像理解の認知的メカニズム

文化情報学
  • 杉尾 武志

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1
開始ページ
21
終了ページ
30
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
同志社大学

映像理解に関する認知心理学的研究の中で、基本的な出来事を単位とした形で映像をセグメンテーションするプロセスが注目されている。ある程度の幅をもった時間内の変化と定義される出来事をベースとして環境における情報が知覚されていることは、人間の行動を理解する上で有用な手がかりとなりうる。Newtson(1973)による単純なボタン押し課題によるセグメンテーションに関する先行研究において、映像内の人物や物体の運動といった知覚的変化だけでなく、因果関係や目標の変化といった概念的変化もセグメンテーションを生起させる要因に含まれることが明らかにされてきた。現代の文化において映像は中心的な位置を占めており、映像理解の認知的メカニズムの解明は、人間と文化の関わりを考える上で重要なトピックとなっている。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009576267

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