1995年
ベーチェット病が2例発症した1家系
厚生省特定疾患 ベ-チェット病調査研究班. 平成6年度研究業績
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- 開始ページ
- p182
- 終了ページ
- 184
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
その発症にHLAという遺伝要因が関与しているにもかかわらず、ベーチェット病の多発家系は決して多くない。今回我々は、患者7名を含む大多発家系を経験し、HLAとの関連を検討した。その結果、患者および口腔内アフタなど部分的にベーチェット病関連の症状を有する健常者は、HLA-B46-Cw1ハプロタイプを有していることがわかったが、その他については臨床症状とHLA多型の間には、明らかな相関を認めなかった。