MISC

1995年

混合性結合組織病(MCTD)の発症に関わるU1 snRNP 70kDポリペプチド由来合成ペプチドに対する患者末梢血リンパ球細胞株の免疫応答

厚生省特定疾患 混合性結合組織病調査研究班. 平成6年度研究報告書
  • 兼岡秀俊
  • ,
  • 坂根剛
  • ,
  • R. W. Hoffman
  • ,
  • 紀光助
  • ,
  • 角尾肇

開始ページ
p64
終了ページ
66
記述言語
日本語
掲載種別
研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)

前年の研究成果から、混合性結合組織病と最も相関が見られたHLA-DR9の結合モチーフに合致するアミノ酸配列を、MCTDの自己抗原と考えられている70kD snRNPタンパク配列から、4種類抽出し、それぞれ20アミノ酸から成るペプチドを合成した。それらペプチドに対する患者末梢血由来リンパ球による免疫応答能を細胞増殖反応として検討した。その結果、コントロール由来リンパ球に比し、患者リンパ球は合成ペプチドに対し、PHA刺激による増殖反応と同等以上の、有意の増殖反応を示した。

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