2001年2月
化学重合レジン添加型グラスアイオノマーセメントの歯科矯正用ボンディング材としての臨床的評価 DBS患者におけるブラケットの脱落率,ディボンディング時の疼痛と歯面の性状について
Orthodontic Waves
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- 巻
- 60
- 号
- 1
- 開始ページ
- 7
- 終了ページ
- 17
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (公社)日本矯正歯科学会
DBS患者24名314歯を対象に標題の検討を行った.その結果,化学重合レジン添加型グラスアイオノーマーセメント(FO)のブラケット脱落率はレジン系接着剤(SB)より僅かに大きかったが有意差はみられなかった.ディボンディング時の歯の疼痛はFOはSBより有意に低値であった.またディボンディング後の歯面に残留した接着剤はFOではSBに比べて有意に少ない結果となった.以上の結果よりFOは矯正用接着剤としてSBと同じ接着力を示し,ディボンディング時の疼痛や歯面への残留物が少なく臨床に有用であることが示唆された
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1344-0241
- 医中誌Web ID : 2001170679
- CiNii Articles ID : 110004015628
- CiNii Books ID : AA11222509