論文

査読有り
2001年11月

最適な方向ベクトル探索のための一考察

電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界
  • 吉本 定伸
  • ,
  • 古川 利博
  • ,
  • 小坂 敏文

84
11
開始ページ
1394
終了ページ
1398
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

適応信号処理において, ディジタルフィルタ係数の修正を行う適応アルゴリズムは重要である.適応アルゴリズムには, 高速に最適な係数ベクトルの算出を行うことが要求されるが, 一般に入力信号は相関を有しているために適用するアルゴリズムによっては収束速度が劣化することが知られている.このような問題に対して, preconditioner行列を用いることにより, 相関を有する場合においても最適な修正方向を得られるTOBAアルゴリズムが提案されている.本論文ではTOBAアルゴリズムと比較し, より最適な修正方向を探索することを目的とした方式の提案を行っている.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003313767
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10013345
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/5962386
ID情報
  • ISSN : 0913-5707
  • CiNii Articles ID : 110003313767
  • CiNii Books ID : AN10013345

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