論文

2008年

児童生徒の特性からみた生徒指導の質的改善 -高校生の攻撃性について-

長崎大学教育学部紀要 教育科学
  • 朝長昌三
  • ,
  • 福井昭史
  • ,
  • 地頭薗健司
  • ,
  • 小島道生
  • ,
  • 中村千秋
  • ,
  • 小原達朗
  • ,
  • 柳田泰典

72
72
開始ページ
37
終了ページ
48
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(大学,研究機関等紀要)
出版者・発行元
長崎大学

本研究の目的は,高校生の攻撃性を身体的攻撃,言語的攻撃,短気および敵意から検討し,以下のような結果を得た。(1)男子生徒の攻撃性 1)全学年の攻撃性 (1)身体的攻撃が最も大で,統計的にも有意であった。(2)「強い攻撃性」に関しては,「強い身体的攻撃」の割合が最も大で, 25%であった。(3)1要因型は46%で, 4要因型は1%であった。2)1年生の攻撃性 (1)身体的攻撃が最も大で,統計的にも有意であった。(2)「強い攻撃性」に関しては,「強い身体的攻撃」の割合が最も大で, 21%であった。(3)1要因型は43%で, 4要因型は1%であった。3)2年生の攻撃性 (1)身体的攻撃が最も大で,統計的にも有意であった。(2)「強い攻撃性」に関しては,「強い身体的攻撃」の割合が最も大で, 26%であった。(3)1要因型は47%で, 4要因型は1%であった。 4)3年生の攻撃性 (1)身体的攻撃が最も大で,統計的にも有意であった。(2)「強い攻撃性」に関しては, 「強い身体的攻撃」の割合が最も大で, 26%であった。(3)1要因型は47%で, 4要因型は1%であった。(2)女子生徒の攻撃性 1)全学年の攻撃性 (1)敵意が最も大で,統計的にも有意であった。(2)「強い攻撃性」に関しては,「強い敵意」の割合が最も大で, 21%であった。(3)1要因型は43%で, 4要因型は1%であった。2) 1年生の攻撃性 (1)敵意が最も大で,統計的にも有意であった。(2)「強い攻撃性」に関しては,「強い敵意」の割合が最も大で, 17%であった。(3)1要因型は39%で, 4要因型は1%であった。3) 2年生の攻撃性 (1)敵意が最も大で,統計的にも有意であった。(2)「強い攻撃性」に関しては,「強い敵意」の割合が最も大で, 26%であった。(3)1要因型は49%で, 4要因型は2%であった。4) 3年生の攻撃性 (1)敵意が最も大で,耗計的にも有意であった。(2)「強い攻撃性」に関しては,「強い敵意」の割合が最も大で, 22%であった。(3)1要因型は40%で, 4要因型は.4%であった。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006979097
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11330057
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/9529105
URL
http://hdl.handle.net/10069/21417
ID情報
  • ISSN : 1345-1375
  • CiNii Articles ID : 110006979097
  • CiNii Books ID : AA11330057

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