2013年7月
概要(第2巻 第1部)(仏語)
アワの茎、鷺の脚―東洋の詩を読み、訳す 2
- 巻
- 2
- 号
- 1
- 開始ページ
- 33
- 終了ページ
- 37
- 記述言語
- フランス語
- 掲載種別
- 記事・総説・解説・論説等(その他)
どのような方法で翻訳家は「詩」を再構成することができるか? 詩を翻訳する時に翻訳という作業はいかなる前提に基づいているか? 詩人や読者、翻訳者の感じることと詩の意味との間に関連性は存在するのか?もしこのような関連性が存在するのであれば、それはどの程度まで分析の対象として考えることができるか?こういった問題が本書第一部の主題である。一方で客観的分析を行いながら、他方で詩が読者に与える主観性を念頭に置くといった、詩の翻訳者が直面する矛盾が問われることになる。