2020年12月12日
#TheDress状のWeb上画像に対する色彩語表現と閲覧環境の調査
日本色彩学会 令和2年度研究会大会
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- 開催年月日
- 2020年12月12日 - 2020年12月13日
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 一般社団法人日本色彩学会
- 開催地
- Zoom
- 国・地域
- 日本
本研究発表は、#TheDressを含む3種類の画像における色彩語表現と閲覧環境の違いに関するアンケート結果(n=203,年齢13-62, 男性:146/女性:55/回答しない:2)のデータ集計である。2020年7月20日〜8月5日の間、googleフォーム上で、年齢、性別、国籍、母国語、起床時間、睡眠時間、回答時の使用デバイス、照明環境を訊ねた上で、矢印を付したスニーカー、adidasジャージ、#The Dressの画像の色彩の見え方を自由回答形式で記述させた。本研究目的と独自性は、アンケート作成者が提示する選択肢への回答ではなく、回答者に自由回答形式で色彩語を回答させることで、代表的な組み合わせ以外の表現がどれだけあるかを調査した点にある。
回答の特徴として、#TheDressのように有名な画像の場合、以前から知っているイメージや知識が存在している可能性が高く、自由回答形式アンケートをとっても回答者の色彩表現は比較的限られていた。逆に知名度が高くないスニーカーやadidasジャージの画像を用いた場合、色彩語表現と組み合わせが#The Dressと比べて分散した傾向が有意に現れた。
回答の特徴として、#TheDressのように有名な画像の場合、以前から知っているイメージや知識が存在している可能性が高く、自由回答形式アンケートをとっても回答者の色彩表現は比較的限られていた。逆に知名度が高くないスニーカーやadidasジャージの画像を用いた場合、色彩語表現と組み合わせが#The Dressと比べて分散した傾向が有意に現れた。