2018年9月
課題非従事行動への対処法を習得する過程に関する東京都内公立小中学校への質問紙調査-初任・若手期の位置づけを中心に-
教育学研究年報
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- 号
- 37
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東京都内公立小中学校への質問紙調査により、教師が課題非従事行動への対処法を習得する過程についての現職教師の意識を追究した。小中学校とも、課題非従事行動の増加・頻発の原因は学校外にあるがそれを解決する有効な方法は教師の力量向上であると意識していること、課題非従事行動への対処法を習得する主要な機会は採用後の経験であり採用前(教員養成課程)でできることは限定的であると意識していることが示唆された。