MISC

2015年3月

ハイドロキシアパタイトを使用した上顎洞底挙上術 コーンビームCTによる形態変化

日本口腔検査学会雑誌
  • 山本 英一
  • ,
  • 和田 義行
  • ,
  • 上林 毅
  • ,
  • 吉谷 正純
  • ,
  • 柴多 浩一
  • ,
  • 林 理
  • ,
  • 吉川 修平
  • ,
  • 松崎 紘一
  • ,
  • 藤沢 隆一
  • ,
  • 田村 正人

7
1
開始ページ
47
終了ページ
55
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本口腔検査学会

目的:ラテラルウインドウテクニックならびにオステオトームテクニックで骨増生を行った上顎洞底部の経時的な形態変化をコーンビームCTで比較検討した。方法:カルシタイト、自家骨およびPRPを移植材として用い、画像の特徴的経時変化と、術直後と5ヵ月後の断面積および高さを比較した。結果:上顎洞底挙上後、直ちに上顎洞粘膜の肥厚がみられ、続いて移植材が外側に移動しがら体積を増し、移植材の中心部分に低吸収域がみられた。その後、体積を減じ、さらに外側方向に移動し安定した。この傾向は、ラテラルウインドウテクニック法に比べ、オステオトームテクニック法が顕著であった。結論:上顎洞底挙上術後、創部は静的に経過するのでは無く、経時的に変化しうるものであることが判明した。よって、骨増生を行う際には、増生部位、増生量、移植材等を、それぞれの特徴を踏まえた上で選択することが肝要であると思われた。(著者抄録)