共同研究・競争的資金等の研究課題

2009年 - 2011年

高圧実験によるポストペロフスカイトとマントル最下部のレオロジー

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
21340128
体系的課題番号
JP21340128
配分額
(総額)
18,590,000円
(直接経費)
14,300,000円
(間接経費)
4,290,000円

ポストペロフカイトはマントル最下部層(いわゆる、D"層)の主要構成物質である。そこで、地球内部の対流を理解するために、ペロフスカイトからポストペロフスカイトへの相転移に伴う、レオロジー的性質の変化を高圧実験的手法により調べた。結晶粒径は、物質の粘性率や変形機構を制約する重要な要因で有り、実験結果から、相転移に伴い細粒化が起こることが明らかになった。このことは、ポストペロフスカイトに相転移することによって粘性率の低下が起きることを示している。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-21340128/21340128seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21340128
ID情報
  • 課題番号 : 21340128
  • 体系的課題番号 : JP21340128