2009年9月
行為のイメージ・展開からみた住宅の天井高に関する研究
人間・環境学会誌
- 巻
- 号
- 24
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 10
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 人間・環境学会
部分的に天井を高くとった住宅事例について、天井高に変化をつける工夫が居住者の生活にどう結びつくのかを論じた。課題1では、平面・天井高が可変の実大モデルを用い、被験者に「どのような室空間として使いたいか」イメージを記述してもらうことで、平面が同寸法でも天井高が異なればイメージの質も変わることを明らかにした。課題2では、比較的天井の高い室のある住宅を対象にアンケート、訪問調査を行い、現実の行為展開からも天井高による影響が読みとれることを明らかにした。