2010年 - 2012年
近代ドイツと日本の医学交流産科医・女医の誕生・伝染病予防をめぐって
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
18・19世紀における日独医学交流、特に相互影響関係や差異を明らかにした。ヴィクトリア女王夫妻を中心とする英独医学関係も参考に、視野の拡大に努めた。初年度は日独シーボルト家の女医の系譜についてまとめ、次年度は「産科医」や「解剖図」をキーワードに、近代英独医学史を扱う選書を刊行した。最終年度は医師兼画家のカールスについて(眞岩)、文学作品における畸形を手掛かりに、見世物から医学標本への変遷(横山)、また結核や梅毒などの伝染病と医学標本(石原)など、個別に成果を公表した。
- ID情報
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- 課題番号 : 22500964
- 体系的課題番号 : JP22500964
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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日独シーボルト・シンポジウム2023 シーボルト来日200年記念 『日独協力の新しい道-シーボルト研究の最新成果』 2023年11月13日 招待有り