2009年9月
『済暹教学の研究』
- 担当区分
- 単著
- 記述言語
- 日本語
- 著書種別
- 学術書
これまで全くといって評価されてこなかった済暹について、その生涯と教学について論じたもの。済暹が活躍したのは、平安時代院政期であり、まずこの時代に於ける政治と仏教の関わり、特に治天の君と称される白河法皇と仁和寺教学圈との関わりを概観し、済暹が教学的に如何なる業績を挙げたかを現存する著作から読み解いた。また、済暹の著作の多くは散逸しているが、新たに6本の著作を翻刻し、その内容検討を行っている。
A6版縦組 総1085頁
A6版縦組 総1085頁