2013年4月 - 2015年3月
α,β-不飽和カルボニル化合物の新規代謝経路としての硫酸化
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
- 配分額
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- (総額)
- 3,100,000円
- (直接経費)
- 2,170,000円
- (間接経費)
- 930,000円
- 資金種別
- 競争的資金
生体内における硫酸化は、ステロイドホルモン、神経伝達物質および薬物等の解毒代謝機構として知られ、硫酸 転移酵素(SULT)がその反応を触媒する。これまでの研究から、硫酸化の標的となる分子は、フェノール性やア ルコール性の水酸基または、芳香族アミンなどアミノ基を持つ化合物が広く知られている。本研究計画では、α ,β-不飽和カルボニル構造を持った環状化合物が直接酵素的に硫酸化を受けるという新発見に基づき、その代 謝機構の生理的意義、反応メカニズムの解明を目的とした研究を実施する。