2015年
電子オルガンにおける音響空間の構築法 — レジストレーション作成におけるエフェクト使用法の一考察
研究紀要
- 巻
- 50
- 号
- 開始ページ
- 275
- 終了ページ
- 286
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 国立音楽大学
電子オルガン演奏では、演奏技術のテクニックと並行してレジストレーションを独自に作成し工夫することにより、目指した音楽表現にさらに近づくことが可能である。それには演奏テクニックは勿論のことレジストレーション作成(音色の組み合わせの作成, 音色自体の作成, 音響の調整, 音のバランス, 特殊効果等を予め作成し、USBに記憶させる)の技も習得しなければならない。それをある程度マニュアルから作成した後は、独自で研究し構築しなければならない。その時々のジャンルや年代や曲想に即した良い響きへの近道は千差万別で、何通りも方法がある。ここに記するレジストレーションの使い方やエフェクトの独自の使用法は、長年の演奏や創作や指導の経験から必然性により生み出されたものである。一般で使用されている使い方を肯定しながらも、他にはあまり見られない空間音響の構築を試みる。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110010038761
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00066006
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/027287936
- ID情報
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- ISSN : 0288-5492
- CiNii Articles ID : 110010038761
- CiNii Books ID : AN00066006