亀井大輔 (Daisuke Kamei) - マイポータル

基本情報

所属: 立命館大学文学部人間研究学域教授
: (兼任)文学研究科
: (兼任)衣笠総合研究機構間文化現象学研究センター
: (兼任)衣笠総合研究機構人文科学研究所

学位: 学士(文学）(立命館大学)
修士（文学）(立命館大学)
博士(文学）(立命館大学)

J-GLOBAL ID: 201001086992115433
researchmap会員ID: 1000295046

研究キーワード

現代フランス哲学現象学デリダレヴィナス

研究分野

人文・社会 / 哲学、倫理学 /

経歴

2017年9月 - 2018年9月

パリ西大学ナンテール校客員研究員
2013年4月

立命館大学文学部准教授
2010年4月 - 2013年3月

立命館大学文学部助教
2011年9月 - 2012年3月

カリフォルニア大学アーヴァイン校客員研究員
2003年4月 - 2010年3月

立命館大学非常勤講師
1999年4月 - 2002年3月

立命館大学文学部第一号助手

学歴

論文

マーティン・ジェイとジャック・デリダ──『うつむく眼』の後で──

亀井大輔

『立命館大学人文科学研究所紀要』 (118) 129-137 2019年2月
Martin Jay and Jacques Derrida - After Downcast Eyes

Daisuke KAMEI

『立命館大学人文科学研究所紀要』 (118) 49-54 2019年2月
デリダと歴史主義のアポリア──フーコー論からグラマトロジーへ

亀井大輔

『フランス哲学・思想研究』日仏哲学会編 (23) 152-162 2018年9月
エコノミーと戦略──デリダの脱構築における資源（リソース）の問題──

亀井大輔

『立命館大学人文科学研究所紀要』 (114) 79-97 2018年3月
近接と対立――モーリス・ブランショ『明かしえぬ共同体』の試練にかけられるジャック・デリダとジャン＝リュック・ナンシー――

ジゼル・ベルクマン著, 亀井大輔, 市川博規訳

『人文学報』首都大学東京人文科学研究科 (513-15) 181-202 2017年3月
真理と痕跡――デリダとハイデガーの〈アレーテイア〉

亀井大輔

『アルケー』関西哲学会編 (24) 15-28 2016年6月
【ワークショップ１】初期デリダとハイデガー ――デリダの『ハイデガー』講義（1964-65）をめぐって――

提題者, 加藤恵介, 亀井大輔, 長坂真澄, オーガナイザー, 亀井大輔

『現象学年報』日本現象学会編 (31) 65-71 2015年11月
デリダにおける贈与と交換（Derridative）

ダリン・テネフ著, 横田祐美子, 松田智裕, 亀井大輔訳

『人文学報』首都大学東京人文科学研究科 (511) 163-187 2015年6月
La démocratie et la question de l'autre chez Derrida et Rancière

Daisuke KAMEI

『人文学報』首都大学東京人文科学研究科 (511) 21-30 2015年6月
自己伝承と自己触発デリダの『ハイデガー』講義(1964-1965)について

亀井大輔

『現代思想』青土社（総特集：デリダ 10年目の遺産相続） 43(2) 173-187 2015年1月
目的論における終末論の裂目

亀井大輔

『思想』岩波書店（特集：10年後のジャック・デリダ） (1088) 124-138 2014年11月
デリダとメルロ＝ポンティにおける制度（化）の問題

亀井大輔

『メルロ＝ポンティ研究』日本メルロ＝ポンティ・サークル (18) 98-108 2014年9月
駆け足――ジャック・デリダにおける脱構築と政治の速度

ジェローム・レーブル著, 西山雄二, 亀井大輔, 横田祐美子訳

『人文学報』首都大学東京人文科学研究科 (469) 69-85 2014年3月
デリダの自己触発論の射程――ハイデガー、アンリとの対比をつうじて

亀井大輔

『ミシェル・アンリ研究』日本ミシェル・アンリ哲学会 (3) 105-123 2013年5月
思考することを彼は何と呼ぶか？ ――ジャン＝リュック・ナンシーと脱構築

ジゼル・ベルクマン著, 亀井大輔, 松田智裕訳

『人文学報』首都大学東京人文科学研究科 (481) 49-65 2013年3月
書評・松葉祥一『哲学的なものと政治的なもの――開かれた現象学のために』共同体のアポリアを考えるために

亀井大輔

『倫理学研究』関西倫理学会編、晃洋書房 (42) 176-180 2012年6月
肉と時間触覚的交差配列の現象学のために

ジャコブ・ロゴザンスキー著, 亀井大輔訳

『多極化する現象学の新世代組織形成と連動した「間文化現象学」の研究研究成果報告書（2008年度-2011年度）』 42-49 2012年2月
哲学の言語と翻訳――デリダにおける翻訳の問題――

亀井大輔

『多極化する現象学の新世代組織形成と連動した「間文化現象学」の研究研究成果報告書（2008年度-2011年度）』 51-62 2012年2月
芸術、地平、「浮かんでいる世界（浮世絵）」

ピエール・ロドリゴ著, 亀井大輔訳

『多極化する現象学の新世代組織形成と連動した「間文化現象学」の研究研究成果報告書（2008年度-2011年度）』 483-494 2012年2月
歴史・出来事・正義 ――後期デリダへの一視点――

亀井大輔

『立命館文学』立命館大学人文学会編 (625) 115-126 2012年2月

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MISC

書評『翻訳そして／あるいはパフォーマティヴ』（ジャック・デリダ／豊崎光一著、守中高明監修）

亀井大輔

『図書新聞』 (3288) 3 2017年1月

書籍等出版物

『デリダ歴史の思考』

亀井大輔

法政大学出版局 2019年1月 (ISBN: 9784588151019)
『メルロ＝ポンティ読本』（「『フッサール『幾何学の起源』講義』──デリダの読解との対比を通じて」）

松葉祥一, 本郷均, 廣瀬浩司編

法政大学出版局 2018年3月 (ISBN: 9784588150920)
『うつむく眼――二〇世紀フランス思想における視覚の失墜』

マーティン・ジェイ著, 亀井大輔, 神田大輔, 青柳雅文, 佐藤勇一, 小林琢自, 田邉正俊訳

法政大学出版局 2017年12月 (ISBN: 9784588010736)
『メルロ＝ポンティ哲学者事典第三巻』（十八世紀・十九世紀（ベンサムまで）・ヘーゲル）

加賀野井秀一, 伊藤泰雄, 本郷均, 加國尚志監訳

白水社 2017年3月 (ISBN: 9784560093139)
『終わりなきデリダハイデガー、サルトル、レヴィナスとの対話』（「出来事を語ることのある種の不可能な可能性」／「脱構築の継承と「言語の問題」――1963－65年のジャック・デリダ」）

齋藤元紀, 澤田直, 渡名喜庸哲, 西山雄二編, ジャックデリダ著, 西山雄二, 亀井大輔訳, 亀井大輔著

法政大学出版局 2016年11月 (ISBN: 9784588150814)
『獣と主権者II（ジャック・デリダ講義録）』

ジャック・デリダ著, 西山雄二, 亀井大輔, 荒金直人, 佐藤嘉幸訳

白水社 2016年6月 (ISBN: 9784560098028)
『現象学的看護研究理論と分析の実際』（資料編「現象学をもっと知りたい人のためのガイドブック」）

松葉祥一, 西村ユミ編, 資料編執筆, 神田大輔, 家高洋, 細野知子, 亀井大輔

医学書院 2014年12月 (ISBN: 9784260020480)
『獣と主権者I（ジャック・デリダ講義録）』

ジャック・デリダ著, 西山雄二, 郷原佳以, 亀井大輔, 佐藤朋子訳

白水社 2014年11月 (ISBN: 9784560098011)
『間文化性の哲学』（「言語の複数性と共同性――フッサール、ベンヤミン、デリダの翻訳論をめぐって――」／「芸術、地平、浮かんでいる世界（浮世絵）」）

谷徹編, 亀井大輔著, ピエール・ロドリゴ著, 亀井大輔訳

文理閣 2014年8月 (ISBN: 9784892597367)
PHENOMENOLOGY 2010. Selected Essays from Asia and Pacific. vol.1 (The Possibility of a "Linguistic Community")

Yu Chung-Chi (e, KAMEI DAISUKE

Zeta Books 2010年12月
『ヨーロッパ市民とは誰か』

エティエンヌ・バリバール著, 松葉祥一, 亀井大輔訳

平凡社 2007年12月 (ISBN: 9784582702729)
Analecta Husserliana. Vol. LXXXVIII (The Problem of the 'Idea' in Derrida's The Problem of Genesis)

Anna-Teresa Tymieniecka ed, Daisuke KAMEI

Springer 2005年11月 (ISBN: 1402036787)
『デリダ、脱構築を語るシドニー・セミナーの記録』

ジャック・デリダ著, ポール・パットン, テリー・スミス編, 谷徹, 亀井大輔訳

岩波書店 2005年10月 (ISBN: 4000240161)
『実存と歴史』実存思想論集XIX（エクリチュール論の形成フッサールの「幾何学の起源」とデリダの「序説」）

実存思想協会編, 亀井大輔

理想社 2004年12月 (ISBN: 4650002990)
『来るべき〈民主主義〉』（「暴力とグローバリゼーション市民性の政治のために」）

三浦信孝編, エティエンヌ・バリバール著, 松葉祥一, 亀井大輔訳

藤原書店 2003年12月 (ISBN: 4894343673)

講演・口頭発表等

Derrida's theory of "experience"

第６回日中哲学フォーラム 2019年9月22日
technè, phonè, alètheia: Voice and Phenomenon and Heidegger

Derrida et la technologie / Derrida and Technology 2019年5月3日
基調講演（自著紹介）

亀井大輔『デリダ歴史の思考』合評会 2019年3月16日
Inheritance of Deconstruction: the Question of Language 1964-1965

Forefronts – Derrida 2018年6月25日
Derrida and 'Philosophy of Life'

6th Derrida Today Conference 2018 2018年5月23日
マーティン・ジェイとジャック・デリダ──『うつむく眼』の後で

間文化現象学シンポジウム「『うつむく眼』と間文化性──21世紀における視覚の行方」 2018年3月28日
歴史と言語──『幾何学の起源・序説』と「力と意味作用」

Séminaire: Jacques Derrida à l'épreuve de la catastrophe 2018年2月6日
Derrida and the Aporia of Historicism: Worldview, World-picture, and 'Epoch'

Creation and Destruction of the World 2017年11月3日
デリダと歴史主義のアポリア――フーコー論からグラマトロジーへ

日仏哲学会2017年秋季研究大会 2017年9月2日
エコノミーと戦略――デリダの脱構築における資源（リソース）の問題

間文化現象学センター・ワークショップ「エコノミーと間文化性」 2017年3月16日
吉永和加著『〈他者〉の逆説：レヴィナスとデリダの狭き道』コメント

合評会：吉永和加著『〈他者〉の逆説：レヴィナスとデリダの狭き道』 2016年9月3日
『獣と主権者II』第3回・第4回のまとめ

Workshop『獣と主権者II』を読む 2016年7月30日
デリダにおける生命の問いに向けて

「ドゥルーズとデリダ」ドゥルーズ科研×脱構築研究会合同ワークショップ 2015年12月20日
真理と痕跡――デリダとハイデガーの〈アレーテイア〉

関西哲学会第68回大会・課題研究発表「真理論」 2015年10月25日
「デリダへの応答」をめぐって

レヴィナス研究の現在――小手川正二郎著『甦るレヴィナス―『全体性と無限』読解』とともに―― 2015年8月7日
「Workshop『獣と主権者Ｉ』を読む」（第10回～第13回の解説）

Workshop『獣と主権者Ｉ』を読む 2015年2月22日
デリダの『存在と時間』読解と歴史の問題

日本現象学会第36回研究大会、ワークショップ１「初期デリダとハイデガー――デリダの『ハイデガー』講義(1964-65)をめぐって――」 2014年11月30日
自己触発と自己伝承――デリダの『ハイデガー』講義をめぐって

ワークショップ「デリダ×ハイデガー×レヴィナス」 2014年10月11日
La démocratie et la question de l’autre chez Derrida et Rancière

Collège International de Philosophie, journée d'étude: La question de la démocratie : Derrida/Rancière 2014年3月29日
制度化の問題をめぐるメルロ＝ポンティとデリダ

日本メルロ＝ポンティ・サークル第19回大会・シンポジウム「制度化と受動性」 2013年9月21日

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担当経験のある科目(授業)

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

20世紀フランス思想におけるハイデガーとベンヤミンの受容史の解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2021年4月 - 2026年3月

亀井大輔, 松田智裕, 伊藤潤一郎, 西山雄二, 長澤麻子, 辻敦子, 横田祐美子, 宮崎裕助, 長坂真澄, 柿木伸之, 日暮雅夫, 加國尚志, 青柳雅文, 郷原佳以
ジャック・デリダの講義録「責任の問い」の思想史的研究と国際的研究基盤の構築

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2020年4月 - 2025年3月

西山雄二, 亀井大輔, 宮崎裕助
「間文化性の理論的・実践的探求――間文化現象学の新展開」

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2014年4月 - 2019年3月

加國尚志, 北尾宏之, 榊原哲也, 古荘真敬, 村井則夫, 吉川孝, 村上靖彦, 川瀬雅也, 神田大輔, 谷徹, 野間俊一, 佐藤勇一, 田邉正俊, 田口茂, 伊勢俊彦, 小林琢自, 浜渦辰二, 和田渡, 亀井大輔, 池田裕輔, 廣瀬浩司, 林芳紀, 青柳雅文, 松葉祥一
遺稿調査にもとづくジャック・デリダの脱構築思想の生成史の解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2014年4月 - 2017年3月

亀井大輔, 西山雄二, 宮崎裕助
現象学的看護研究の教育方法の確立

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2012年4月 - 2015年3月

松葉祥一, 西村ユミ, グレッグ美鈴, 村上靖彦, 本間直樹, 三浦藍, 北尾良太, 河野哲也, 亀井大輔, 神田大輔
多極化する現象学の新世代拠点形成と連動した間文化現象学の研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2008年 - 2012年

谷徹, 加國尚志, 日下部吉信, 服部健二, 北尾宏之, 山口一郎, 和田渡, 浜渦辰二, 榊原哲也, 村井則夫, 廣瀬浩司, 野間俊一, 田口茂, 古荘真敬, 川瀬雅也, 村上靖彦, 亀井大輔, 吉川孝, 佐藤勇一, 神田大輔, 青柳雅文, 小林琢自, 坂部恵
現象学的看護研究の方法論確立

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2009年 - 2011年

松葉祥一, グレッグ美鈴, 西村ユミ, 本間直樹, 三浦藍, 河野哲也, 村上靖彦, 亀井大輔
ジャック・デリダの１９７０年代の思想の展開過程の研究

若手・スタートアップ 2010年 - 2010年