共同研究・競争的資金等の研究課題

2011年 - 2013年

母子の語り場面の発話と構造ー日本と中国の定型発達児と高機能自閉症児の理論的研究

日本学術振興会  科研費 基盤研究(C)
  • 柿沼 美紀

担当区分
研究代表者
資金種別
競争的資金

社会的コミュニケーションを苦手とする高機能自閉性障害児の問題行動には文化差がある。本研究ではどのような文化差がなぜ生じるかを検討した。
方法は日本と中国の定型発達児と自閉性障害児とその母親が話をする様子と、子どもがパソコン画面の絵をどのように見ているかを比較した。合計308名の子どもが参加した。
分析の結果、自閉性障害児は日本、中国においても人の気持ち(内面)の理解が苦手で、また視覚的に情報を収集する効率が悪いことが判明した。一方で、母親の関わり方には日中で違いがあり、それが高機能自閉性障害児の行動にも影響していることも判明した。