2015年4月 - 2018年3月
イヌはなぜ人のベストパートナーになれたか-特化された社会的認知能力の検討
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 15K04086
- 体系的課題番号
- JP15K04086
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 4,680,000円
- (直接経費)
- 3,600,000円
- (間接経費)
- 1,080,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究では日本におけるイヌの社会的認知特性を行動および遺伝子の視点から検討した。Kubinyi et al. (2009) が開発したイヌのパーソナリティ尺度の日本版の尺度を作成した。その結果、4因子19項目から構成される日本語版尺度の妥当性が確認された。因子の構造においては先行研究で示された傾向とは異なる部分が多かった。
飼い主によるイヌの問題行動の評価からは、パーソナリティ因子の「穏やかさ」と「新規場面での落ち着き」が重要であることが示唆された。
イヌの認知特性と遺伝子との関連の実験では、人の知能と関連性があると報告されているFNBP1Lの多型においては、社会認知能力との関連性が伺えた。
飼い主によるイヌの問題行動の評価からは、パーソナリティ因子の「穏やかさ」と「新規場面での落ち着き」が重要であることが示唆された。
イヌの認知特性と遺伝子との関連の実験では、人の知能と関連性があると報告されているFNBP1Lの多型においては、社会認知能力との関連性が伺えた。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 15K04086
- 体系的課題番号 : JP15K04086
この研究課題の成果一覧
絞り込み
論文
1-
Applied Animal Behaviour Science 214 72-78 2019年5月 査読有り