論文

2018年3月

自治会・町内会の新たな役割

江戸川大学紀要

28
開始ページ
371
終了ページ
382
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
江戸川大学

この研究は科学研究費の助成(16H05716)による海外事例調査の結果を取り入れて行った講演に基づく。グローバリゼーションの中で狭小な近隣社会とその自治組織の持つ意義についての知見を述べた。結論から先に言えば、町内会をはじめとする地域の第一次集団は、暗黙知や慣習と、制度化された制定法との媒介を果たす曖昧領域として意味がある。時代の要請に合った新しい政治の仕組みを創造するには、この領域の研究が不可欠である。

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