講演・口頭発表等

2018年6月10日

日系多国籍企業における海外R&D拠点の生存分析

2018年度組織学会研究発表大会

記述言語
日本語
会議種別
口頭発表(一般)
主催者
組織学会
開催地
東京大学:東京
国・地域
日本

日系多国籍企業の海外R&D活動は、1980年代半ばから終盤に掛けて活発化したと言える。日本企業における海外R&D活動を分析した例は、以来、今日に至るまで多数存在する。他方、日系多国籍業の海外R&D活動撤退に関する分析は、意外なほど少ない。現実には、親会社の合併や現地環境等の変化によって、海外R&D活動の撤退事例は多数観察できる。そこで、本稿では、複数のデータを用いた比較分析を行い、日系多国籍企業の海外R&D活動撤退について、実態的な把握と撤退要因などについて考察を加える。