2016年4月 - 2019年3月
急性期病院における協働実践についてのワークの研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究は、地域医療の中核を担う急性期病院においてフィールドワークを行い、看護職を中心とした複数の医療従事者たちが、どのような協働実践を通じて、患者へのケアを成し遂げているのかについて、明らかにした。急性期病院は、地域包括ケアの促進とともに、患者受け入れから退院支援までを展望したかたちで組織を再編する方向に変化しつつある。病院の管理部門、救命救急センター、入退院支援部門等の看護師たちの協働実践は、患者を、地域から受け入れ地域へと戻っていく存在として再定式化し、適切なケアを行うことを可能にしていた。本研究では、そうした実践において用いられている「人びとの方法論」を明らかにした。
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- 課題番号 : 16K04101
- 体系的課題番号 : JP16K04101
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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第45回日本保健医療社会学会大会 2020年9月6日
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第45回日本保健医療社会学会大会 2020年9月6日