基本情報

所属
株式会社MCラボ MC-labo 代表取締役社長
学位
Doctor of Engineering(Kyushu University)

研究者番号
00038051
J-GLOBAL ID
200901043057631600
researchmap会員ID
1000305777

外部リンク

職名 (株)MCラボ代表取締役社長
所属 (株)MCラボ
略歴
昭和47年3月 九州大学大学院工学研究科博士課程合成化学専攻単位修得の上退学
昭和47年6月 九州大学工学部応用化学科助手
昭和47年11月 工学博士学位取得
昭和49年4月 鹿児島大学工学部助教授
昭和54年7月 ウエストバージニア大学(米国)に客員准教授として留学(~昭和55年11月)
昭和63年5月 鹿児島大学工学部教授
平成10年4月 鹿児島大学地域共同研究センター長併任(平成14年3月まで)
平成20年1月 (株)MCラボ代表取締役社長
平成22年3月 鹿児島大学定年退職
現在に至る

本技術研究開発に関わる経歴
九州大学工学部4年次の卒業論文題目「スチレンーアクリロニトリル共重合の速度論」以来6年間、昭和47年3月まで九州大学で、重合反応を研究した。昭和49年4月鹿児島大学に赴任した時に、共重合連続化のテーマで科学研究費補助金を得た事により、重合反応速度論の研究を再開した。その後、スチレンをイソオクタンに溶解した有機溶液を水中に懸濁させた懸濁重合により、イソオクタン内包ポリスチレン外殻マイクロカプセルを得る事ができ、「懸濁液滴内スラリー重合によるマイクロカプセルの製造」というテーマで昭和60年度科学研究費補助金を得た。以後、継続的に、多くの科学研究費補助金を得て、平成22年3月の鹿児島大学退職まで多種多様なマイクロカプセルについて研究した。
研究成果につき、題目“高機能性高分子微小球粒子の調製技術”で 平成15年度化学工学会研究賞(内藤雅喜賞)を受賞した。
平成14年度に、(補正予算処置により)平成13年度即効型新生コンソーシアム事業「マイクロカプセル化技術を応用した機能性製剤製造システムの開発」(経済産業省、開発代表者:幡手泰雄)を実施し、マイクロカプセルの連続製造の可能性について研究した。平成18年度には大学発ベンチャー創出推進事業「環境改善を指向したマイクロカプセルの調製と製造」((独)JST、研究開発代表者:幡手泰雄)に採択され、市場で製品となり得るマイクロカプセルの調製・製造法について研究開発した。
本課題であるエコアイス型空調システム用の冷熱蓄熱マイクロカプセルの技術開発アイデアは平成15年頃からあったが、本格的な調製法に関する研究開発は平成20年度からである。

得意分野
化学工学、重合工学、粉体工学
(流動層、液々系・気液固系混相流に関する流動・伝熱特性の研究や気液平衡・蒸留の研究に関わった経験を生かし、現在、鹿児島大学工学部において「移動現象論」、「熱力学Ⅱ」の授業を担当している。)

MISC

  90

産業財産権

  87