論文

2011年1月

産科医療のこれから-医療サービス水準に応じた医師数および医療機関配置-

神奈川大学 経済学会 ディスカッションペーパー, 2010-4
  • 小川 浩

記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(その他学術会議資料等)
出版者・発行元
神奈川大学 経済学会

(1)産科については、アクセス、医療安全、労働安全のすべてを満たす処方箋は存在しない。<br />
(2)今から産科医師数を増やせという議論は現実的ではない。今の人数でどうするかを考えるしかない。<br />
(3)医療安全を確保した上でアクセスと労働安全で妥協する一つの案は、年間9000分娩程度の施設に集約化すること。<br />
(4)集約化を進めるためには、高次医療機関にフリーライドしている助産所、診療所による費用負担(保険)が必要

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