川西 諭
カワニシ サトシ (Kawanishi Satoshi)
更新日: 01/31
基本情報
- 所属
- 上智大学 経済学部経済学科 教授
- 学位
-
学士(経済学)(横浜国立大学)修士(経済学)(東京大学)博士(経済学)(東京大学)
- 連絡先
- s-kawanisophia.ac.jp
- 研究者番号
- 90317503
- J-GLOBAL ID
- 200901013137804398
- researchmap会員ID
- 1000306039
私はこれまで経済及び金融市場の変動に関する理論研究を専門にしてきました。非対称情報がある状況における経済主体間の駆け引きに注目し、ゲーム理論とりわけ進化ゲーム理論を応用した経済変動の分析を行ってきました。
現在は非対称情報がある経済状況の理論分析を為替市場の実証結果の説明に応用する研究にも携わっています。
非対称情報がある経済状況は非常に複雑であり、そのような状況で経済主体が実際に伝統的な経済理論で予測されるような行動をしているのかという疑問があります。この問題に関して理論、実証、実験と多様な側面から現在研究を行っており、とりわけ行動経済学、行動ファイナンス研究のアプローチに注目をしています。
近年は、経済学(行動経済学やゲーム理論の知見を含む)を応用した地域貢献、社会貢献に関心があります。
(研究テーマ)
銀行による貸出行動の変化に関する理論及び実証研究
証券市場における投資家行動(情報活動、戦略的行動、心理)の調査・研究
投資家の情報戦略が証券価格変動に与える影響の調査研究
委員歴
1受賞
2論文
17-
上智大学心理学年報 42 79-87 2018年
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行動経済学 12 87-104 2018年 査読有り招待有り
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行動経済学 10 S29-S32 2017年
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経済経営研究 36(4) 巻頭1-3,1-30 2016年2月 査読有り招待有り
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DP2015(3) 2016年1月
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感性工学 13(3) 2015年7月 招待有り
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Journal of Financial Studies 22(2) 27-64 2014年6月 査読有り
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行動経済学 5 152-156 2012年
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東日本大震災 復興への提言 : 持続可能な経済社会の構築 162-182 2011年6月30日
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横幹連合コンファレンス予稿集 2011 46-46 2011年 招待有り
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行動経済学 3 138-140 2010年
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行動経済学 1 53-57 2008年
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行動経済学 1 72-75 2008年
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住宅土地経済 70 10-18 2008年 査読有り
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経済研究 53(3) 236-246 2002年7月15日
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Review of Economic Dynamics 3(4) 801-830 2000年10月
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フィナンシャル・レビュー (42) 17-39 1997年6月
MISC
2-
上智大学心理学年報 79(42) 87-87 2018年3月2日
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上智經濟論集 47(1) 43-53 2002年
書籍等出版物
10-
池田書店 2023年 (ISBN: 9784262155876)
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日本評論社 2019年9月24日
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幻冬舎 2016年5月25日
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日本能率協会マネジメントセンター 2015年4月9日 (ISBN: 9784820719229)
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有斐閣 2013年12月18日 (ISBN: 9784641150041)
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2013年12月13日
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秀和システム 2010年12月25日 (ISBN: 9784798028422)
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新世社 , サイエンス社 (発売) 2010年5月25日 (ISBN: 9784883841493)
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中経出版 2009年9月5日 (ISBN: 9784806134701)
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ダイヤモンド社 2005年9月29日 (ISBN: 9784478210581)
講演・口頭発表等
2-
行動経済学会 2022年12月18日
-
行動経済学会 2022年12月17日
担当経験のある科目(授業)
5共同研究・競争的資金等の研究課題
6-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 2013年10月 - 2018年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2010年 - 2012年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 2007年 - 2009年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 2005年 - 2008年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 2003年 - 2004年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 2001年 - 2002年
メディア報道
1-
エモーショナルリンク 2022年11月 インターネットメディア
その他
4-
2006年1月 - 2006年2月2006年度秋学期の3つの講義(経済数学解析II、経済学総論II、中級マクロ経済学)の授業でwebによる匿名の授業評価アンケートを行った。結果は2007年度中に公開する予定。
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2004年4月 - 2004年7月Terraというオンラインプログラムを利用したweb学習教材を作成した。この教材を利用することにより、(1)学生が自宅で自習できる、(2)学生の学習状況・理解度を確認できる、(3)学生とのコミュニケーションが図れる、(4)教材・資料の配布、などが可能となった。
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2002年4月 - 2003年3月経済数学解析の授業に使うパワーポイントの教材を作成した。微分と偏微分の概念を2次元および3次元のグラフを利用し、視覚的に理解できるよう説明方法を工夫した。
社会貢献活動
1