2018年12月
がん患者家族の闘病期間中の心理が悲嘆のプロセスに及ぼす影響に関する研究-闘病期間の違いに着目して-
武蔵野大学心理臨床センター紀要
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- 巻
- 号
- 18
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 13
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
配偶者をがんで亡くした女性9名を対象に、半構造化面接を用いて、がん発病から現在までの心理について語りを得た。闘病期間1年未満と1年以上の2群に分けて分析を行った。1年未満群では死別への準備ができず、悲嘆のプロセスが阻害されていることが示唆された。早い段階から家族の死別への準備を支援する必要があると考えられる。
- ID情報
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- ISSN : 1882-6792