共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年4月 - 2020年3月

日本版複雑性悲嘆療法(J-CGT)の開発とその有効性に関する研究

独立行政法人日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  

資金種別
競争的資金

悲嘆が長期遷延化した状態である複雑性悲嘆(Complicated Grief,CG)に対して、米国で効果が実証された複雑性悲嘆療法(Complicated Grief Treatment, CGT)が、日本人にも有効であることを既に過去の研究で検証した結果をもとに、より日本の臨床現場で実施しやすい形に修正した日本版複雑性悲嘆療法(Japanese version of Complicated GriefTreatment,以下J-CGT)の有効性、安全性、実施可能性について単群での前後比較試験において検証することを目指す。本研究はこのプログラムの有効性について、無作為化比較試験を行うための予備的研究であり、複雑性悲嘆関連尺度の分析および治療者の研修、スーパーバイズプログラムの開発も含まれる。