MISC

2015年7月

著明な関節液貯留を伴った大腿骨近位部類骨骨腫の1例

新潟整形外科研究会会誌
  • 中臺 雅人
  • ,
  • 生越 章
  • ,
  • 山岸 哲郎
  • ,
  • 佐々木 太郎
  • ,
  • 川島 寛之

31
1
開始ページ
23
終了ページ
26
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
新潟整形外科研究会

16歳男性。誘因なく労作時左股関節痛が出現した。今回、徐々に増悪し、安静時痛や歩行困難が生じたため近医を受診、単純X線にて骨腫瘍を疑われ、著者らの施設へ紹介となった。臨床症状および画像所見より類骨骨腫と診断され、保存療法を行うも改善が得られず、約半年経過後、CTガイド下にてnidus摘出術と焼灼術を施行した。その結果、術後22日目に患肢部分荷重を開始し、術後83日目の最終観察時には患肢全荷重で日常生活に支障なく、歩行時痛も再発もみられなかった。

ID情報
  • ISSN : 0914-6636
  • 医中誌Web ID : 2016298530

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