MISC

2002年

コンピュータ用語のデータベース作成と特徴の分析−留学生の情報活用能力の養成を目指して−

富山大学留学生センター紀要
  • 後藤寛樹
  • ,
  • 深澤のぞみ
  • ,
  • 濱田美和

1
創刊号
開始ページ
3
終了ページ
14
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.15099/00006112
出版者・発行元
富山大学

留学生が日本語環境でコンピュータを十分に使いこなすためには, コンピュータ画面に現れるコンピュータ用語や指示の文を自分で読んで判断しながら操作していかなければならない。筆者らは,留学生のコンピュータ操作を支援するための用語集を作成することを目指して,コンピュータ用語のデータベースを作成し,使われている語彙表現の特徴の分析を行った。本稿では,デすタベースの作成方法を紹介し,その上で, コンピュータ画面に現れる語彙表現の特徴として,できるだけ短く表示しようとする傾向があること,語・句・文,そして長い複合語や省略のある形などが多種多様に混在していることを挙げ,さらに語彙レベルの分析からは, コンピュータ用語には留学生が苦手としている漢語や外来語の占める割合が多いこと, 日本語学習の過程では中級以上のレベルと見なされる語彙が多くを占めていることなどを述べる。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.15099/00006112
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110000094678
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11839892
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/6271277
URL
http://hdl.handle.net/10110/1250
ID情報
  • DOI : 10.15099/00006112
  • ISSN : 1347-2739
  • CiNii Articles ID : 110000094678
  • CiNii Books ID : AA11839892

エクスポート
BibTeX RIS