共同研究・競争的資金等の研究課題

2012年4月 - 2015年3月

抗体の親和性成熟を促進する新規骨髄系細胞の同定とそのB細胞活性化機構の解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
24560961
体系的課題番号
JP24560961
配分額
(総額)
5,460,000円
(直接経費)
4,200,000円
(間接経費)
1,260,000円

B細胞は、胚中心で髙頻度突然変異と選択によって、髙親和性抗体産生細胞へ分化する。この過程で濾胞樹状細胞(FDCs)は中心的役割を担っている。FDC細胞株FL-Yを樹立し機能解析を行ったところ、FL-Yが脾臓の前駆細胞から新規な単球系細胞(FDMC)の分化を誘導することを発見した。FDMC はB細胞の増殖を強く促進し、その分化はCSF-1受容体(R)を介するIL-34シグナルに特異的に依存することを発見した。これは、IL-34選択的CSF-1Rシグナル経路の初めての報告である。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-24560961/24560961seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-24560961
ID情報
  • 課題番号 : 24560961
  • 体系的課題番号 : JP24560961