2008年4月 - 2011年3月
南海地震による孤立域の救援・復興に向けた輸送路の健全性評価と文化財保全
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 20310112
- 体系的課題番号
- JP20310112
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
-
- (総額)
- 20,020,000円
- (直接経費)
- 15,400,000円
- (間接経費)
- 4,620,000円
南海地震の発生がクローズアップされている。南海地震では津波被害に関心が集まっているが、地盤災害も極めて重要な問題である。高知平野や徳島平野の沿岸域での液状化災害、山間地での斜面崩壊は人的被害を招くだけでなく、道路ネットワークを寸断する。今、南海地震が起これば、国道32号線の復旧は一ヶ月以上、国道56号線とJR予讃線は復旧の見通しが立たず、国道33号線は数週間というように、高知県は陸の孤島と化す。また山間地では多くの集落が孤立することが予想されている。また、四国に点在する文化財も被害を受けることが予想される。
本研究では甚大な被害が発生し、孤立化が予想される高知平野の詳細な地震動解析を行うとともに四国の主要道路の健全性検討を行い、ハザードマップを作成した。また四国に点在する文化財、特に八十八ヶ寺の地盤の動的特性を明らかにした。
本研究では甚大な被害が発生し、孤立化が予想される高知平野の詳細な地震動解析を行うとともに四国の主要道路の健全性検討を行い、ハザードマップを作成した。また四国に点在する文化財、特に八十八ヶ寺の地盤の動的特性を明らかにした。
- ID情報
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- 課題番号 : 20310112
- 体系的課題番号 : JP20310112