2003年
北西太平洋における気象要因別波高極値の母分布の推定
海岸工学論文集
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- 巻
- 第50巻,pp.216-220
- 号
- 開始ページ
- 216
- 終了ページ
- 220
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/proce1989.50.216
- 出版者・発行元
- Japan Society of Civil Engineers
北西太平洋領域における台風あるいは低気圧の確率的発生モデルを利用した超長期の波浪シミュレーション資料に対する極値統計解析に基づいて, 台風時・低気圧時波高極値の母分布を別々に推定した.台風の場合には, 母分布を表すWeibull分布の形状母数は沖縄本島周辺海域の5を中心に周囲の海域に向けて2から1.4に減少し, 裾長度パラメータはこれにほぼ連動して1.16から1.35~1.45に増加する.また, 低気圧の場合には, Weibull分布の形状母数は海域東端の2を中心に三方に向けて1.4程度に減少するとともに, 日本周辺海域では母分布はGumbel分布をとり, 裾長度パラメータは逆に海域東端の1.16から1.25程度に増加する.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/proce1989.50.216
- ISSN : 0916-7897
- CiNii Articles ID : 130003991363