2010年9月9日
光再構成型ゲートアレイにおけるMEMSアドレッシング技術
電子情報通信学会技術研究報告. RECONF, リコンフィギャラブルシステム : IEICE technical report
- ,
- 巻
- 110
- 号
- 204
- 開始ページ
- 73
- 終了ページ
- 77
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
近年,集積回路の単位時間あたりの情報処理量が急増する一方で,トランジスタの微細化による性能の向上が鈍化しつつあることから,ゲートアレイの利用効率を高めて性能向上を図る動的再構成デバイスが注目されている.そのような中で,我々は,ホログラムメモリ,レーザアレイ,ゲートアレイVLSIから構成される光再構成型ゲートアレイの研究を進めている.この光再構成型ゲートアレイには,仮想的に大規模なゲート規模を実現することができ,高速な再構成が可能という利点がある.本デバイスではホログラムメモリから回路情報を動的に読み出し,ゲートアレイVLSIを逐次的に書き換えながら処理を進めることができる.しかし,この光再構成型ゲートアレイではホログラムメモリ中のコンテキストを読み出すために1つのレーザが必要になることから多数のレーザの実装が必要であった.そこで,我々はMEMSの一種であるディジタルマイクロミラーデバイス(DMD:Digital Micromirror Device)を組み合わせ,1つのレーザで複数のコンテキストを選択できるアドレッシング手法を開発した.本稿では,その試作結果について報告する.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110008106756
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12046591
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/10847194
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110008106756
- CiNii Books ID : AA12046591