2008年 - 2012年
地球温暖化に対するサンゴ礁の応答
日本学術振興会 科学研究費補助金(新学術領域研究) 新学術領域研究(研究領域提案型)
- 課題番号
- 20121006
- 体系的課題番号
- JP20121006
- 配分額
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- (総額)
- 100,490,000円
- (直接経費)
- 77,300,000円
- (間接経費)
- 23,190,000円
- 資金種別
- 競争的資金
温暖化,酸性化,海面上昇に対するサンゴ礁の応答を,サンゴ群集・生態系スケールで明らかにした.この10 年間で高水温による白化が数年に1回の頻度で起こり,サンゴ群集が白化から回復できず衰退がはじまっている.しかし,白化や酸性化に対する影響は,サンゴの種によって異なり,海面上昇に対して応答が期待される種はいくつかの鍵種に限られる.サンゴが衰退した後に優占する生物は,一般に大型藻類とされるが,酸性化によってソフトコーラルが優占する可能性が示された.
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 20121006
- 体系的課題番号 : JP20121006