2018年6月 - 2020年3月
食後の消化管ホルモン分泌応答や栄養吸収の時空間的解析とその栄養学的意義
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 挑戦的研究(萌芽)
本申請課題は、食事摂取後の消化管ホルモンの分泌応答や、栄養素あるいは食品成分の吸収が、消化管のどの部位で、どのような経時的変化を示すのかを明らかにすることを目的としている。そのための、下部消化管(回腸部)の腸間膜静脈からの経時的採血を可能とするカニュレーション手技の確立を初期段階の目標とした。
実験動物(ラット)の門脈または回腸部腸間膜静脈にカテーテルを留置して、経時的血液採取を可能とした。糖質含量、タンパク質含量の異なる食事を経口投与すると、採血部位によって血糖値、消化管ホルモン濃度の変動が異なることが観察され、この手法により消化管部位別の変動を解析できることが示された。
実験動物(ラット)の門脈または回腸部腸間膜静脈にカテーテルを留置して、経時的血液採取を可能とした。糖質含量、タンパク質含量の異なる食事を経口投与すると、採血部位によって血糖値、消化管ホルモン濃度の変動が異なることが観察され、この手法により消化管部位別の変動を解析できることが示された。
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- 課題番号 : 18K19158
- 体系的課題番号 : JP18K19158
この研究課題の成果一覧
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論文
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The Journal of nutrition 151(5) 1320-1328 2021年5月11日 査読有り最終著者責任著者
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The British journal of nutrition 125(4) 398-407 2021年2月28日 査読有り最終著者責任著者
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Frontiers in endocrinology 12 689685-689685 2021年 査読有り筆頭著者責任著者