2020年4月 - 2025年3月
離散的な空間における整合的な計算幾何学の構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
離散空間における計算幾何学の構築に関する理論研究を行い、また、一部の成果は計算機実験のために実装し、性能評価を行った。 COVID19のため、予定していた国際ワークショップの開催や研究分担者、協力者との打ち合わせのための出張は行えず、オンラインによる打ち合わせに変更し、研究計画を1年間延長するとともに、学生による計算機実験等の研究を代わりに行った。
研究の成果としては、ドイツ、アメリカの研究協力者との共同研究を行い、高次元における整合的なデジタル線分族の性能の限界について、基盤理論であるディスクレパンシー理論を改良し、新しい発見を行い、理論的な証明を与えた。これは格式あるEuropean Symposium on Algorithms(ESA2020)での発表(オンライン)を行い、その後、当該分野では最も格式の高い国際論文誌であるDiscrete and Computational Geometryへの掲載が決定している。
また、本研究計画において利用、さらに開発した基礎理論であるディスクレパンシー理論について、国際会議COCOON2021(2021年10月、台南開催、ハイブリッド形式)でDiscrepancy Theory in Combinatorics, Geometry and Computationという題目で招待講演(オンライン、4件の基調講演の一つ)を行った。
更に本研究の成果を含める啓蒙活動として、研究代表者が外部アドバイザを務める、2つの学術変革領域研究プロジェクト(社会変革の源泉となる革新的アルゴリズム基盤の創出と体系化、組合せ遷移アルゴリズムの共通基盤化)との交流を行い、技術的な協力を行っている。
研究の成果としては、ドイツ、アメリカの研究協力者との共同研究を行い、高次元における整合的なデジタル線分族の性能の限界について、基盤理論であるディスクレパンシー理論を改良し、新しい発見を行い、理論的な証明を与えた。これは格式あるEuropean Symposium on Algorithms(ESA2020)での発表(オンライン)を行い、その後、当該分野では最も格式の高い国際論文誌であるDiscrete and Computational Geometryへの掲載が決定している。
また、本研究計画において利用、さらに開発した基礎理論であるディスクレパンシー理論について、国際会議COCOON2021(2021年10月、台南開催、ハイブリッド形式)でDiscrepancy Theory in Combinatorics, Geometry and Computationという題目で招待講演(オンライン、4件の基調講演の一つ)を行った。
更に本研究の成果を含める啓蒙活動として、研究代表者が外部アドバイザを務める、2つの学術変革領域研究プロジェクト(社会変革の源泉となる革新的アルゴリズム基盤の創出と体系化、組合せ遷移アルゴリズムの共通基盤化)との交流を行い、技術的な協力を行っている。
- ID情報
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- 課題番号 : 20H04143
- 体系的番号 : JP20H04143