2007年9月
在宅高齢者の検(健)診行動に関連する要因
日本看護研究学会雑誌
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- 巻
- 30
- 号
- 4
- 開始ページ
- 67
- 終了ページ
- 73
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (一社)日本看護研究学会
本研究は,在宅高齢者の基本健診,がん検診の受診行動に与える影響要因を明らかにすることである。対象は,中国地方の中規模都市Aに在住する要介護認定を受けていない65歳以上の高齢者1,010人である。調査は自記式で,データは横断面である。質問項目は,検(健)診の受診状況,検(健)診に対する認知,疾病数,家族歴,高齢者の基本属性,日常生活状況とした。分析方法は,受診行動を従属変数,検(健)診に対する認知とその他の属性を独立変数とする回帰分析である。その結果,「検(健)診への有効性の認知」,「がん罹患の可能性の認知」,疾病数が多い,家族歴,外出(公民館・趣味)などが,受診する傾向と関連がみられた。また,「検(健)診が面倒」,職場健診ありは,受診しない傾向と関連がみられた。これらの結果から,受診行動に影響を与える認知への働きかけを行うことで,健康行動が促される可能性が示唆された。(著者抄録)
- リンク情報
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- ID情報
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- ISSN : 0285-9262
- eISSN : 2189-6100
- 医中誌Web ID : 2007310117