基本情報

所属
情報・システム研究機構国立極地研究所 極域科学資源センター 特任教授
学位
理学博士(北海道大学)

J-GLOBAL ID
200901025821320438

研究課題と活動状況: 大陸地殻の形成史:人類の生存基盤である大陸地殻が地球上に生まれてから、いかなる変遷を経て今日に至ったのか、ゴンドワナ及びロディニアの二つの超大陸の形成と発達、分裂の過程を通じて研究している。

特に、東南極大陸の形成史は、周辺大陸の形成史と比較することが重要であるので、スリランカ、東南アフリカなどの大陸の研究も平行して行っている。現在、国立極地研究所に設置されている高分解能二次イオン質量分析装置(SHIRMP II)を用いて、鉱物の微小領域のU-Pb年代測定を武器にゴンドワナ各地における地質イベントを比較することが研究の中心課題となっている。極域観測歴: (1)南極域:第14次南極地域観測隊(越冬隊)(1972-1974)、米国・日米共同隕石探査(外国共同観測)(1978-1979)、第21次南極地域観測隊(越冬隊)(1979-1981)、第25次南極地域観測隊(夏隊)(1983-1984)、第26次南極地域観測隊(夏隊)(1984-1985)、第31次南極地域観測隊越冬副隊長(兼あすか基地越冬隊長)(1989-1991)、ドイツ・第14次ポーラーシュテルン観測(交換科学者)(1997)、第40次南極地域観測隊観測隊長兼夏隊長(1998-1999)、第47次南極地域観測隊観測隊長兼夏隊長(2005-2006)

(3)その他のフィールド:スリランカ(1987-1989, 2004)、南アフリカ(1997-1999)、モザンビーク(2002)、マダガスカル(2007)

学歴

  4

論文

  127

MISC

  37

書籍等出版物

  18

講演・口頭発表等

  10

担当経験のある科目(授業)

  1

共同研究・競争的資金等の研究課題

  9

その他

  1
  • 大陸地殻の形成と変遷の過程を研究するため、東南極大陸を始めゴンドワナ大陸全域の地殻を構成する変成岩、深成岩類の分布、相互関係、鉱物の種類や化学組成、同位体年代などに基づいて、岩石の成因や変成・変形作用の履歴を明らかにしようとしている。特に、現在は、かつて南極大陸と連続していたスリランカや東南アフリカなどでの野外調査を通じて、さまざまな地域での同時代の地学現象と比較検証し、始生代~顕生代という巾広い時間軸にまたがる地殻の発展史を地球年代学的手法により具体的に解明することを主眼としている。特に二次イオン質量分析計(SHRIMP)を始めとした分析機器を駆使したデータを組み合わせ、新たな視点で大陸地殻形成モデルを構築することを目指している。