白石和行

J-GLOBALへ         更新日: 17/10/14 16:56
 
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研究者氏名
白石和行
 
シライシ カズユキ
所属
情報・システム研究機構国立極地研究所
部署
研究教育系地圏研究グループ
学位
理学博士(北海道大学)

プロフィール

研究課題と活動状況: 大陸地殻の形成史:人類の生存基盤である大陸地殻が地球上に生まれてから、いかなる変遷を経て今日に至ったのか、ゴンドワナ及びロディニアの二つの超大陸の形成と発達、分裂の過程を通じて研究している。

特に、東南極大陸の形成史は、周辺大陸の形成史と比較することが重要であるので、スリランカ、東南アフリカなどの大陸の研究も平行して行っている。現在、国立極地研究所に設置されている高分解能二次イオン質量分析装置(SHIRMP II)を用いて、鉱物の微小領域のU-Pb年代測定を武器にゴンドワナ各地における地質イベントを比較することが研究の中心課題となっている。極域観測歴: (1)南極域:第14次南極地域観測隊(越冬隊)(1972-1974)、米国・日米共同隕石探査(外国共同観測)(1978-1979)、第21次南極地域観測隊(越冬隊)(1979-1981)、第25次南極地域観測隊(夏隊)(1983-1984)、第26次南極地域観測隊(夏隊)(1984-1985)、第31次南極地域観測隊越冬副隊長(兼あすか基地越冬隊長)(1989-1991)、ドイツ・第14次ポーラーシュテルン観測(交換科学者)(1997)、第40次南極地域観測隊観測隊長兼夏隊長(1998-1999)、第47次南極地域観測隊観測隊長兼夏隊長(2005-2006) 

(3)その他のフィールド:スリランカ(1987-1989, 2004)、南アフリカ(1997-1999)、モザンビーク(2002)、マダガスカル(2007)

研究分野

 
 

経歴

 
2011年10月
 - 
2017年9月
国立極地研究所 所長
 
1996年4月
 - 
2017年9月
総合研究大学院大学 複合科学研究科 教授
 
2013年
 - 
2016年3月
情報・システム研究機構 理事
 
2008年1月
 - 
2011年9月
国立極地研究所 副所長
 
1994年6月
 - 
2011年9月
国立極地研究所 研究教育系 教授
 
1986年7月
 - 
1994年6月
国立極地研究所研究系助教授
 
1977年12月
 - 
1986年7月
国立極地研究所研究系助手
 

学歴

 
1976年4月
 - 
1977年11月
北海道大学大学院 理学研究科 地質学鉱物学専攻博士課程
 
1972年4月
 - 
1976年3月
北海道大学大学院 理学研究科 地質学鉱物学専攻修士課程
 

委員歴

 
2014年
 - 
現在
南極観測実施責任者評議会(COMNAP)  議長
 
2014年
 - 
現在
総合研究大学院大学教育研究評議会委員
 
2012年
 - 
現在
日本学術会議  地球惑星科学委員会国際対応分科会SCAR小委員会委員長
 
2012年
 - 
現在
日本学術会議  特任連携会員
 
2012年
 - 
現在
北極研究機関フォーラム(FARO)  評議員(2014-17) 日本代表(2012-)
 
2011年
 - 
現在
南極地域観測統合推進本部  委員、幹事
 
2011年
 - 
現在
南極観測実施責任者評議会(COMNAP)  日本代表
 
2011年
 - 
現在
南極研究科学委員会(SCAR)  日本代表委員
 
2011年
 - 
現在
北海道大学低温科学研究所  拠点 運営委員会
 
2011年
 - 
現在
アジア極地研究フォーラム(AFOPS)日本代表
 
2009年
 - 
現在
公益財団法人日本極地研究振興会  評議員2009-12、理事2012-
 
2013年4月
 - 
2014年
南極研究科学委員会(SCAR)  Horizon Scan 常任委員会委員
 
2006年
 - 
2012年
日本学術会議国際極年2007-2008小委員会委員(2006-2012)
 
2012年6月
 - 
2012年6月
外務省  南極条約協議国会議日本代表
 
2004年
 - 
2011年
国立極地研究所運営会議委員(2004-2011)
 
2008年
 - 
2011年
南極観測実施責任者評議会(COMNAP)  副議長
 
2003年
 - 
2011年
ドロイングモードランド航空網(DROMLAN)日本代表
 
2000年
 - 
2011年
文部科学省南極輸送問題調査会  委員(2000-2004, 2007- )
 
1985年
 - 
2011年
南極地名命名委員会  委員
 
1982年
 - 
2011年
日本地質学会  南極地質研究委員会委員
 
2009年
 - 
2010年
環境省南極地域査察準備会 座長
 
1992年
 - 
2008年
南極の設営と行動に関する常置委員会(SCALOP)  日本代表委員
 
1997年
 - 
2006年
国立極地研究所南極隕石研究委員会委員(1997-2006)
 
1997年
 - 
2005年
国立極地研究所地学専門委員(1997-2005)
 
1994年
 - 
2005年
日本学術会議極地研究連絡委員会  委員(1994-2005, 幹事1997-2005)
 
1998年
 - 
2004年
南極科学研究委員会(SCAR)日本副代表(1998-2004)
 
1995年
 - 
2004年
国立極地研究所運営協議員(1995-2004)
 
1994年
 - 
2004年
国立極地研究所編集委員会委員(1994-2004)
 
1997年
 - 
2003年3月
石油公団南極地域基礎地質調査委員会委員
 
2001年
 - 
2001年
文部科学省南極観測基本問題検討会委員
 
1987年
 - 
1989年
国立極地研究所鉱物資源特別委員会委員(1987-1989)
 

論文

 
KEVIN A. HUGHES, JERONIMO LOPEZ-MARTINEZ, JANE E. FRANCIS, J . ALISTAIR CRAME, LUIS CARCAVILLA, KAZUYUKI SHIRAISHI, TOMOKAZU HOKADA4 AND AKIRA YAMAGUCHI
Environmental Conservation   1-12   2016年1月   [査読有り]
Multiple Collisions in the East Africa–Antarctica Orogen: Constraints from Timing of Metamorphism in the Filchnerfjella and Hochlinfjellet Terranes in Central Dronning Maud Land
Sotaro Baba, Kenji Horie,Tomokazu Hokada, Masaaki Owada, Tatsuro Adachi, and Kazuyuki Shiraishi
Journal of Geology   123(1) 55-78   2015年1月   [査読有り]
M.C. Kennicutt II 他72名
Antarctic Science   Published online-kshiraishi   2014年9月   [査読有り]
Antarctic Science
DOI: http://dx.doi.org/10.1017/S0954102014000674 , 16 pages. Published online: 18 September 2014 OPEN ACCESS
Supercooled melt inclusions in lower-crustal granulites as a consequence of rapid exhumation by channel flow
Yoshikuni Hiroi, Ayahiko Yanagi, Mutsumi Kato, Tomoyuki Kobayashi, Bernard Prame, Tomokazu Hokada, Madhusoodhan Satish-Kumar, Masahiro Ishikawa, Tatsuro Adachi, Yasuhito Osanai, Yoichi Motoyoshi, Kazuyuki Shiraishi
Gondwana Research   25(1) 226-234   2014年1月   [査読有り]
Age of the Taishu Group, southwestern Japan, and implications for the origin and evolution of the Japan Sea
Ninomiya T., Shimoyama S., Watanabe K., Horie K., Dunkley D.J. and Shiraishi K.
Island Arc   (23) 206-220   2014年   [査読有り]

Misc

 
機械遺産「南極点到達車KD604,KD605」と日本の雪上車
白石和行
建設機械施工   67(1) 102-108   2015年1月   [依頼有り]
Report on workshop on the future Australian-Japanese Antarctic research cooperation
Kawaguchi, S. and Shiraishi, K.
Nankyoku Shiryô (Antarct. Rec.)   52 527-538   2008年
第47次南極地域観測隊夏期行動報告2005-2006
白石和行
南極資料      2007年
夢だった航空機で昭和基地へ
白石和行
青淵   700号 16-18   2007年
南極観測50年、そして、これから
白石和行
極地   85, 1-2   2007年

書籍等出版物

 
南極建築1957-2016
白石和行 (担当:分担執筆, 範囲:世界の南極基地)
LIXIL出版   2016年12月   
北極読本
白石和行 (担当:分担執筆, 範囲:北極の地質構造)
成山堂   2015年11月   
南極観測隊のしごと
白石和行 (担当:分担執筆)
成山堂   2014年3月   
A Story of Antarctic Co-operation - 25years of the Council of Managers of National Antarctic Programs
白石和行 (担当:分担執筆, 範囲:From SCALOP Symposium to COMNAP Symposium)
COMNAP   2013年   
南極の科学
白石和行 (担当:分担執筆, 範囲:昭和基地周辺の地質.)
古今書院   1986年   

講演・口頭発表等

 
Japan’s Polar Research : a future direction [招待有り]
白石和行
Korean International Symposium for Polar Sciences 2015   2015年5月   
Norway-Japan collaboration on the Polar science: Past and future [招待有り]
白石和行
Norway-Japan Marine Seminar 2014   2014年6月4日   
白石和行
Polar Climate, Ecosystem and Atmospheric Research Opportunities for Norway-Japan Collaboration   2012年11月2日   
Operation of Japanese Antarctic Stations [招待有り]
白石和行
Workshop on "Korean Antarctic Continental Station", KOPRI    2007年   

担当経験のある科目

 
 

競争的資金等の研究課題

 
地質“累代”境界における深部地殻プロセスによる表層環境変遷の研究
日本学術振興会: 基盤研究(B)海外学術調査
研究期間: 2010年 - 2012年    代表者: 白石和行
南極から見たゴンドワナ形成史:SHRIMP年代学からのアプローチ(2001-2004)
日本学術振興会: 科学研究費基盤研究(B)(2):
研究期間: 2001年 - 2004年    代表者: 白石和行
パンアフリカン変動とゴンドワナ形成--東南極と南東アフリカの後期原生代-古生代初期の地殻形成過程の比較研究-
日本学術振興会: 科学研究費基盤研究(A)
研究期間: 1997年 - 1999年    代表者: 白石和行
東南極エンダービーランド、レイナー岩体の地殻形成過程
日本学術振興会: 科学研究費一般C
研究期間: 1996年 - 1997年    代表者: 白石和行
オーストラリア国立大学
日本学術振興会: 特定国派遣研究者
研究期間: 1993年7月 - 1993年12月

その他

 
大陸地殻の形成と変遷の過程を研究するため、東南極大陸を始めゴンドワナ大陸全域の地殻を構成する変成岩、深成岩類の分布、相互関係、鉱物の種類や化学組成、同位体年代などに基づいて、岩石の成因や変成・変形作用の履歴を明らかにしようとしている。特に、現在は、かつて南極大陸と連続していたスリランカや東南アフリカなどでの野外調査を通じて、さまざまな地域での同時代の地学現象と比較検証し、始生代~顕生代という巾広い時間軸にまたがる地殻の発展史を地球年代学的手法により具体的に解明することを主眼としている。特に二次イオン質量分析計(SHRIMP)を始めとした分析機器を駆使したデータを組み合わせ、新たな視点で大陸地殻形成モデルを構築することを目指している。