論文

2018年

動力伝達の仕組みと制御技術を学習する制御基板を利用した教材の開発

日本科学教育学会研究会研究報告
  • 中村 光
  • ,
  • 東原 貴志
  • ,
  • 大森 康正

28
3
開始ページ
45
終了ページ
48
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
DOI
10.14935/jsser.28.3_45
出版者・発行元
一般社団法人 日本科学教育学会

本研究は,カム装置を使用し動力を伝えるしくみとその制御を理解させることを目的とした教材の開発を行った。具体的には,中学校技術・家庭科動力伝達の仕組みの学習で扱うカムを製作させ,カム装置を手動または制御基板による動作を行った。J 大学学部生を対象として授業実践を行ったところ,カム製作を通して動力伝達の仕組みについて理解したうえでカムの形状,精度,回転方向,材質によって動力伝達に影響を与えることを学習していた。また,身のまわりの計測・制御が行われている電化製品の仕組みについて興味・関心を抱く学生も見られた。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.14935/jsser.28.3_45
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130006655716
ID情報
  • DOI : 10.14935/jsser.28.3_45
  • CiNii Articles ID : 130006655716

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