2009年4月 - 2012年3月
東アジア海域世界における南蛮貿易の構造と関係都市社会の発展
日本学術振興会 科学研究費 若手研究B 若手研究(B)
本研究は、経済のグローバル化の先駆けである16~17世紀のポルトガル人のアジア交易を、ポルトガル語、スペイン語、イタリア語などの諸一次史料をもとに、具体的に再構築することにある。その主な考察対象は、商品、人の移動、関係する都市の社会史、そして商人とともに渡来する宣教師たちによっておこなわれた布教活動である。また日本=マカオ間でおこなわれた取引に着目しつつも、比較的視点でアユタヤにおけるポルトガル人の活動などを考察し、日本が同時代の世界史において、どのような存在であったかも明らかにする。
- ID情報
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- 課題番号 : 21720224
- 体系的課題番号 : JP21720224
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INTERCONTINENTA (26) 261-271 2009年 査読有り招待有り